【勉強効率UP】勉強ができる人が実践している効率を高めるアクティブラーニング(想起&言語化)
■他人と比べて勉強の効率が悪い。成績も上がらない。
■勉強ができる人は何かテクニックを知っているのかな?
■新しい勉強方法に変えるのは抵抗感がある…
★勉強ができる人はテクニックを持っています。そのテクニックを紹介します!
★テクニックを使えば今までの数十倍成績が上がります。
以上の内容を塾講師歴があるKenKenが過去の実際の実践を共有しながら解説していきます!
あなたは勉強ができる人に憧れませんか?羨ましくないですか?
私も以前は周りよりかなり成績が悪く落ち込んでいた時期があります。「こんなに沢山勉強しているのに…」「勉強方法が根本的にダメなのかな…」なんて考えていました。
そんな私が人並みに勉強が出来るようになったのはアクティブラーニングとの出会いでした!
今回はそのアクティブラーニングについてすぐに実践できるように解説していきます。
成績が伸び悩んでいる方ほど、この新しい学習法に取り組むことで、大きな変化が訪れることでしょう!
勉強が得意な人だけが知っている勉強テクニック
前述したアクティブラーニングは、勉強する全ての人にとって、まさに秘密の武器です。アクティブラーニングのテクニックを取り入れることで、単なる暗記から脱却し、理解を深めることができます。
なぜかというと、アクティブラーニングは、単なる情報の受け入れだけでなく、脳を活性化させる働きがあります。情報を引き出す行為や他者に説明することで、知識が脳にしっかりと刻まれ、深い理解が生まれます。 つまり短期で忘れることのない長期記憶が効率的に得られるということですね!
例えば、自電車の乗り方を習得する時、単に説明を聞くだけでは身につきません。実際に自分で動いて練習して初めて乗れるようになります。しかも長期的に乗り方を忘れることなく!
学習も同じです。能動的(アクティブ)に取り組むことで、自然に身についていきます。
さらにアクティブラーニングは何より楽しく勉強が出来ます!楽しさは勉強の継続力にも強く関係しますよね!
そのアクティブラーニングの中でも実際に私が使ってみて特に効果的だったのが、「思い出す法」と「説明法」です。これらのテクニックがどれほど有効なのか、詳しく見ていきましょう。
アクティブラーニングの実践テクニック
思い出す法(想起)
思い出す法は、その名の通り、勉強内容を思い出すことを能動的(アクティブ)にやっていく方法です。勉強した内容を思い出す訓練をすることで、知識が長期記憶として定着しやすくなります。
私が実際に効果があったと感じた、思い出すべきタイミングは大きく2つ
①勉強したすぐあと(速攻復習)
②勉強内容を忘れかけた時(忘却復習)
①の具体的な方法は、教科書見開きを確認した直後に教科書を閉じて、教科書に書いてあったことを頭の中で思い出す方法。ここでのポイントは思い出す時間は1分程度に留めること!時間をかけすぎると勉強のスピード感が落ちてしまします。(慣れてきたら次の説明法を組み合わせください)
勉強が出来なかった時代の私は、アウトレットとインプットの時間を分けて勉強をしていました。教科書読む時間(インプット)と問題集を解く時間(アウトプット)を分ける勉強法は一般的な勉強かと思いますが、実は効率が悪い勉強だったことに気が付きました。インプットとアウトプットは混ぜてやるのがベストです。教科書で一部インプットしたら即座にアウトプットする癖をつけると勉強効率は急激に高まります!
②の具体的な方法は、まず勉強内容を忘れかけたタイミングを探すことが重要です。ただ自分で探すのは難しいので、目安のタイミングをお伝えします。長期記憶に入れたい内容を勉強した2日後→7日後→14日後→28日後→56日後に復習をすることがベストです。ベストなタイミングで計5回復習することで長期記憶に入るといわれています。
ちょっと面倒だな、、と思った方は、とりあえずある程度間隔あけて(1週間程度)、1か月以内に3回復習してみてください!
ちなみに復習の方法は教科書を読み直すのではなく、テスト形式(問題集など)で復習するのがベストです!間違えた問題の箇所のみ教科書に戻って確認しましょう!
速攻復習と忘却復習で常にアウトプットする!
説明法(言語化)
説明法はその名の通り、学習した内容を他人に説明することです。
他人に分かりやすく説明するためには、自分自身がしっかり理解している必要がありますので深くまで勉強するきっかけになります。また説明する過程でさらに知識の抜け漏れが発見されて、スキのない知識が身につくといわれています!
しかし、私のような陰キャで一人で勉強する機会が多い方は、説明する相手がいませんよね…
でも大丈夫!私は学生の頃、お風呂に浮かべるアヒルのおもちゃを机に置いて、そのおもちゃに対して説明していました🐤(笑)又は鏡を置いて鏡の中の自分に説明したりしていますね!(今も読書をした時などにやっていますよ!)
もし、学校や図書館、カフェなど周りに人がいる環境なら頭の中で説明しても効果はあります!
ここでさらに重要ポイントがあります!
説明の方法を大きく2パターンに分けます。
①自分自身に説明する仮定でやるパターン(自分説明法)
②他人に説明する仮定でやるパターン(他者説明法)
時間があれば両方やるのが一番効果があります。
①自分自身に説明する仮定でやるパターンを実施する理由は
自分自身に説明するということは、自分が納得いくくらい、その勉強内容の詳細まで理解して説明する必要性があるからであり、このパターンを実施することで勉強内容を詳細まで理解する力が付きます。
一方
②他人に説明する仮定でやるパターンを実施する理由は
相手に説明するということは、より端的にわかりやすく教えないと理解してくれません。よって勉強内容をより広く端的にイメージする力が付き、長期記憶に残りやすくなる効果があります。
出来れば同年代の人に説明するパターンと5歳の子供に教えるパターンをやると効果絶大です。
以上の通り、説明法はアクティブラーニング中の根幹です。まずは簡単な内容で大丈夫なので説明しながら勉強していきましょう。
自分と他者、両方に説明する仮定でアウトプットを実施しよう!
今までの勉強方法を変えるのが怖い…という方へ
確かに、今までと違う勉強方法に変えるのは大変ですよね…
しかし、現在の勉強方法では限界があると感じているなら、新しいことにチャレンジする価値は大いにあるはずです!
私もアクティブラーニングに最初は少し抵抗感がありました。「なんか時間かかりそうだな…」「めんどくさそうだな…」などなど色々な感情がわきました。しかし実際にやってみると長期記憶にドンドン入る感覚で、勉強のトータル時間では、アクティブラーニングを実施する前と一緒か、それ以下の時間になりました。
長年の習慣を一気に変えるのは難しいでしょうから、まずは思い切った変化ではなく、少しずつ取り入れるのがおすすめです。
例えば、週に1回は復習の際に説明法を取り入れる。月1回は教える立場になる機会を設ける。などの小さな工夫から始めましょう。コツコツ新しい勉強スタイルを身につけることで、長期的に見れば大きな成果を生み出すはずです!!